「UKネオ・ブルースロックの先駆者とか復興」とか言われて、彼等が登場してきたのが2003年の夏前ぐらいだったと思うが、それから1年ちょっと。やっと1stアルバムが登場した。その中身はというと、14歳の頃からマーティンとグレンはベテランのブルースバンドに在籍していて、コアなブルースファン達に野次を飛ばされながら腕を磨いたというように、はっきりいって演奏能力の高さは新人レベルではない。さらに若いと人生経験もあまり無い分、たいがいたいした歌詞は書けないものなんだけどマーティンの書く歌詞ってのは、時代や世代に対する欲求不満、憂鬱や失望、悲しみなど渦巻いていて、まさしくブルース。一体何歳?って言いたくなるとこも多々あるが、とにかくサウンド、歌詞ともに絶賛できる。
最初に、「ネオ・ブルースロックの先駆者と言われて登場した」って言ったけど、だからと言って「ブルースだけ」って感じはしない。ブルースが基本にあるのは間違いないが、ボブ・ディランのような曲だったり、ツェッペリンのような曲だったり、テクニックも凄いが、表現範囲も幅広い。これから先22-20sがリリースしてくる曲に、驚かされ続ける事になるのは間違いなさそうだ。
ちなみにバンド名の「22-20s」ってのは、ブルーズの巨匠、スキップ・ジェイムスの代表作“22-20BLUES"から取ったらしい。
| DISC REVIEW | |
|---|---|
| 1st【22-20s】 | 2004年 |
ガツンとやられる曲だらけで、とても1stとは思えない出来。こんなバンドがでてきたら、そりゃ大騒ぎするのは当たり前だと納得した。ブルース畑で鍛え上げられた演奏テクには圧倒されるし、リフやメロディーも申し分無し。必聴盤。
採点 95点 オススメトラック ほぼ全部オススメ | |