コールドプレイといえばロックバラード。時には力強く、時には優しく、時には悲しみに溢れていて、一度聴いてしまえばその美しいメロディーに魅せられてしまうはず。しかし、メッセージ性が乏しく存在感も地味である為、イギリスプレスには批判されたりもした。それでもグラミー賞を受賞するまでに評価されたのは、メランコリーな美しいメロディーに癒される人が多かった事と、クリスの体中からあふれだす感情を解き放つような歌声にあると思う。ちなみにクリスは、人生を変えたアルバムにレディヘッドの『OK コンピューター』をあげている。レディオヘッドフリークがここにもいた。
コールドプレイは音楽的な活動以外にも、先進国と途上国の貿易摩擦による黒字と赤字の差をなくそうと活動している団体に、コールドプレイの収入の何%を寄付し続ける事を公言している。クリスのTシャツや拳などに、その団体のホームページのアドレスを書いてあって、あのアドレスは何だろうと思った人もいるんじゃないかと思うが、そういう事である。
3rdアルバムで、世界21ヶ国のチャートで1位を獲得するほどの存在にまで成長したコールドプレイ。ロック界にとって大きな財産になった事は言うまでもない。