推定3億円!?といわれる破格の契約金でエピックレコードと契約。特にUKにはハイプが多い感は否めないが(NMEのせいか?)このフランツ・フェルディナンドに関しては、そういった心配は一切無いと言い切れる。UKならではの、アレックスの色気や小気味良いニコラスのギターサウンド、そしてロバートとポールの生み出すグルーヴのバランスが完璧にはまっている。リズムの基本は、ファンク、ディスコのビートなので当然ノリも良い。彼等は、アバからチャイコフスキーまで、あらゆる種類の音楽に影響受けていると話している通り、楽曲の中に様々な要素を感じ取れる。決して新しいわけでもないが、でも新鮮さをどことなく感じるし、ただモダンってわけでもなく、現代的なモダンセンスを投入する事によって、良質バンドが数多く現れてきた2004年において突出する存在になり得たように思える。2004年の代表的なバンド、トップ5に間違いなく入るバンドだろう。
ちなみに、バンド名は第一次世界大戦のキッカケになったサラエボ事件で暗殺された、オーストリア皇太子の名前からとったらしい。