2004年の最重要バンドにあげる雑誌もあった、このマイ・ケミカル・ロマンス。もともとアメリカでコアなインディーズファンの間では知らない人はいないぐらいの存在だった。そのマイ・ケミカル・ロマンスの噂が徐々に広がっていき、日本ではメジャーデヴュー前に、サマソニとフジロックの間で争奪戦を繰り広げるほどまでの存在になった。結果、サマソニに出演。ファンの心をわしづかみにするパフォーマンスとメロディアスな曲、そして熱いジェラルドの歌声で、しっかり日本のファンを獲得した。
メジャーデヴューシングルの「I'm Not Okay (I Promise)」。なんというか、訳すと「俺は大丈夫じゃないんだ!!それだけは言える」っていうタイトル。とても切なく感じるフレーズだ。でもこの曲は別に暗くなくて、どちらかというと明るい。でもその明るさで、I'm Not Okay ってシャウトし続けるもんだから、なんだかロックを感じる。Vo.のジェラルドはアニメ制作会社に勤めていたらしく、そこで自分の人生に疑問を感じて、バンドを始めたようだ。鬱も同時にわずらっているようだ。I'm Not Okay ってのは、ジェラルドの魂の叫びなのだろう。
2004年のサマソニが終わり、帰国したあとに順調に見えたバンドにも問題が生じた。オリジナルメンバーのマットが脱退。そしてジェラルドもアルコール依存症、鬱の悪化があって、バンドにとっても正念場の時期に入った。しかし、ボブが加入し、ジェラルドもアルコール依存症をなんとか乗り越え、2005年には単独の来日ツアーも実現し、ファンを安心させた。グリーン・デイやサム41の次はこいつらだ、と言われてるし、これからの活動にも要注目だ。ちなみにジェラルドとマイキーは兄弟ね。ジェラルドが兄でマイキーが弟。あとUSのオフィシャルサイトで2ndアルバムでメジャーデウ゛ューアルバム収録のI'm not okay(I PROMISE)とHelenaのPVが視聴出来るから、是非見てみて。きっと気に入ると思う。
あと、ジェラルドとTHE USEDのバートは、かなり仲が良いらしくバートは2ndアルバムに参加してるよ。歌を聴けば分かると思うけど、2人には共通項があると思う。それは声で歌ってるんじゃなくて、魂で歌ってるってところかな。歌声に本人が抱えてる闇を感じる。それがロックの醍醐味でもある。