世界中のアーティストから世界一のバンドと評価されている。その音楽性もそして、自己嫌悪の塊でもあるトム・ヨークの歌声は聴く者全てを魅了する。70〜80%の絶望を歌い20〜30%の希望を歌う人は多いが、トム・ヨークの場合は99%の絶望のみを歌い1%の希望には触れない。そんなトム・ヨークの歌声にはどこか切羽詰まったものが感じられる。
1stアルバム『パブロハ二ー』に収録されている名曲『クリープ』はトム・ヨークの才能と人間性の片鱗を覗かせている。その後、人気の高い2st『ベンズ』を出し、RADIOHEADの最高傑作にしてロック界に永遠に語り継がれていくであろう名盤中の名盤、3st『OKコンピューター』で世界最高のバンドと評価を得る。次のアルバムもかなり期待されたが方向転換と言うか実験と言うか、4st『キッドA』、5st『アムニ―ジアック』では、ロックバンドというより音楽製作集団のような感じになりファンの間でも賛否両論だった。しかし新たな音楽の可能性を随所に散りばめられたアルバムである事には変わりはない。そして、6st『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』では、ロックバンドに戻り世界最高のバンドの実力は、まだまだ健在だと言う事を世界に知らしめた。
6枚目のアルバムでEMIとの契約は終了した為、新たなレコード会社を探しているが、もしかしたら6枚目がアルバムとしては最後になるかもしれない。トムは「何ヶ月もかけて1枚作るより、4、5曲ぐらいのEPをどんどん出して、ツアーにもどんどん出たい」と言っていて、これにジョニーも賛成。なのでレコード会社には、アルバムは出さないという条件を認めてくれるところが良いみたい。そんなとこあるのかな?ひょっとしたら自分達でやったりして。お金はたっぷりあるし。一体どうなるんだろう?
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